有斐斎弘道館さまの再興10周年記念祝賀会にて
“凌風香満観”という弘道館創始者である皆川淇園の漢詩の一部を書かせていただきました。
緊張!なぜなら王羲之を勉強した淇園さんが見てるような気がして。
加えて、林宗一郎さま、有松遼一さま、杉信太朗さま、大倉源次郎さまとご一緒させていただき、今まで感じたことのない音の”気”を浴びながら、、、
10年前、取り壊しの危機から救われた弘道館。淇園さんの精神を時空を超えて受け継いだ館長の濱崎加奈子さま、理事の太田達さまのお気持ちが、多くの志とあらゆる時代に生まれた文化と共に、淇園さんにも後世にも必ず届きますよう、そんな思いを込めて書かせていただきました。
有志の方々による勧進「新<淇>劇」が金剛能楽堂で行われ、超おもしろくって大盛況の興奮冷めやらぬ中での祝賀会。弘道館のことが好きで支えておられる方々は本当に素敵な人ばかりだなって思いました。そして、なんだか淇園さんも会場のどこかにいらっしゃるような気がしました。
翌日、弘道館に屏風を納まりました。
これからも凌風が香って弘道館に満ち続けますよう。
淇園さん見守ってくださいね。
有斐斎弘道館再興10周年、本当におめでとうございます。
有斐斎弘道館 再興10周年記念ウェブサイト
https://kodo-kan.com/lab/
衣裳:鷲尾華子さま
special thanks : 伊藤めぐみさま、蔭山陽太さま、沢田眉香子さま、樹下千慧さま