兵庫県立コウノトリの郷公園のコウノトリ文化館「鸛」を展示

2025.03.24

兵庫県立コウノトリの郷公園 @hyogo_satokouen へ。
公園内にあるコウノトリ文化館には、書かせていただいた「鸛」を展示していただいてます。今回、友田館長と一緒に記念撮影をさせていただきました。ありがとうございました!
コウノトリの郷公園は、特別天然記念物コウノトリの保護と野生復帰に取り組む施設として1999年に開設され、年間20万人の方が訪れているそうです。自然、飼育、観察、教育・研究の4つのゾーンに分かれており、教育・研究ゾーンには兵庫県立大学大学院があり、隣にあるコウノトリ文化館からは、飼育コウノトリを間近で観察することができます。
野生絶滅したコウノトリを野生復帰させること、特に近過去まで生息していた但馬地方の地域生物群集を復活・再生し,健全な生態系を取り戻すことに大きな意義・目的があるそうです。実際に、放鳥されたコウノトリには餌付けはしないなど、野生で生きていくための統制をされていました。
現在450以上の野生コウノトリが全国に羽ばたき、韓国や中国、2022年には台湾でも確認されました。
私が訪れた日は、ちょうどコウノトリが卵をあたためて(抱卵)いました。夫婦交互に約一ヶ月抱卵すると孵化し、その後ヒナは2ヶ月で親と同じ大きさになり巣立ちをします。
羽を広げると2メートル近くもあるコウノトリ。コウノトリの郷公園から巣立ち大空を優雅に羽ばたくコウノトリの姿を、これから更に多くの場所で見られるように願っています。