HAPPY SPOT NARA奈良県障害者芸術祭

会場:奈良県文化会館、奈良町界隈、奈良市ならまちセンターほか
日時:2012年1月26日~2月5日
撮影:les contes

奈良県文化会館、奈良町界隈、奈良市ならまちセンターほか
奈良県文化会館のHP

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2011年にブラッシュアートワークショップを2回開催した。
1回目は「アートキャンプ in 東吉野村2011」@ふるさと村、
2回目は「かわお ともこさんの ブラッシュアートワークショップ」@たんぽぽの家。
障害のある人も無い人も参加して制作した作品を、HAPPY SPOT NARA奈良県障害者芸術祭で展示した。奈良県文化会館での展示期間中、たくさんの方々が来場され、NHK 奈良放送でも展示の模様が放映された。
作品のタイトル、会場構成等、書家川尾朋子が担当した。
「静と動」
「森の行進」
「Connect the dots」

「HAPPY SPOT NARA」ごあいさつの文章が素晴らしかったので記載します。
HAPPY SPOT NARAは、奈良ではじめての個性豊かなアーティストたちの芸術祭です。

今、障害のあるアーティスト、いや、アーティストのなかに障害のある人が次々に生まれています。しかし残念なことに、彼らの表現が目に触れる機会は多くは ありません。権威にすがらず、名声にもこだわらず、自分のありのままを真摯に表現する。そのようなアートを同時代の表現として、COOL(かっこいい)な 表現として、多くの人々にそれぞれの美的感覚で楽しんでほしいと思います。

アートには、人と人をつなぎ、「渇きを癒す」力があります。 本プロジェクトは、アートがつなぐ人間の「関係性」に着目し、 障害のある人とともに同じ時を生きる私たちひとりひとりが幸せになること。 その社会をデザインしていくことを目指しています。 2011年から、アートキャンプやプラッシュアート・ワークショップ、アートリンクプロジェクトなど、県民やアーティストの参加型プロジェクトを実施してきました。 本展ではその成果とともに、人間の存在のふしぎさ、面白さをアートでみせます。 そこから生まれる感動や、生きる意味、幸福に気づいていただけることを願っています。

アートと社会の新しいあり方を、ポスト1300年の奈良から提案します。

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