台湾の構山書法藝術館での展示が終わりました。

2023.04.30

台湾の構山書法藝術館での展示が終わりました。見に来てくださった方々、本当にありがとうございました。

写真は、今回出展した作品「呼応2022-cross-」の部分。
この作品の墨作りは、少しだけ滲みが出るけれど、紙と墨の境界線ははっきり見えて、それでいて筆の動きや速度を感じられるように、、というイメージで作りました。

日々の天候に左右される墨の色は、そのときにしか出せない色。このように再現性が難しく、自然に委ねるしかないところも、書の一つの魅力だと感じています。

台灣での作品作りも、一期一会。
湿度の高い台灣で、そのときだけの墨色を楽しみながら、一枚一枚大切に制作していこうと思います。