2016.04.12
昨日は、京都国立博物館に伺いました。
『禅』というタイトルの展覧会。
禅宗の流れを視覚で追うことができる貴重な展示でした。禅については修行しないと語ってはいけないと思っているので、ここまでにして。
白隠や僊厓、一休宗純、沢庵、一山一寧などの実物の墨蹟を見ることができて興奮しました。
それぞれ特徴はあるものの、書的にも精神性も鍛錬された線。
ここも話し出すと止まらないのでここまでにして。
やはり、感動に値するのは遺偈。
人生の最後に、弟子にまたは世の中に、どんな言葉を書き遺すのか。
寂室元光の遺偈は、まさに死の直前に書かれたもので、線が途切れ震えている字。重く託された墨蹟でした。
展示を見たあと、体調を崩しました、、、笑