2007.09.05
以前から気になっていた喫茶店に入りました。
祇園にある「たんぽぽ」という名前の喫茶店。
そこの女将さんは足の調子が悪いようで、常連のお客さんは飲んだものを自ら片付けていました。それなら、、、と私もコーヒーをとりに行きました。
「おまっとうさんどす。初めてのお客さん?」
「は、はい」
「初めてのお客さんは入りにくいはずやのに、よう入ってきてくれて…」
その後、女将さんが祇園界隈のお話をしてくださいました。
なんとお店は今年で60歳、昭和22年開店。祇園育ちの女将さんは、20代からお店をされているということでした。
「祇園もどんどん変わってしもて…」と女将さん。
祇園の変遷を見てこられた女将さんの目には今の祇園はどんな風に映っているのでしょう。
帰り際、フレンチスリーブを着ていた私に女将さんは、
「裸みたいな格好してたら、男の人に触られるえ」
そんな素敵な感覚の女将さんにまだまだ話を聞きたいので、また行こうと思っています。