2018.05.20
昨日は奈良の唐招提寺で中興忌梵網会(うちわまき) でした。
私は今年もうちわを書いて奉納させていただき、5回目の参加でした。
同じ西ノ京にあるたんぽぽの家の下津圭太郎さんのうちわ
「嵐」も展示してあり、大喜び。
一緒に法要にも出席させていただき、講堂が車椅子でも上がらせていただける
バリアフリーにも感謝でした。
松浦俊昭さまありがとうございました。
うちまわきの由来がとてもすきです。
鎌倉時代の中興の高僧、覚盛上人が、坐禅中に蚊にさされているのを見かねて
弟子僧がたたこうとしたところ、
上人は、「不殺生を守りなさい、自分の血を与えるのも菩薩行である」と、
言ったと伝えられています。
その徳をたたえ、蚊を追い払うためうちわを供えるようになったのが
うちわまきの始まりです。
数百本といううちわが参拝者にまかれますが、うちわを授かることは、
病魔退散や魔除けのご利益があるといわれています。