2010.03.13
BjorkのGling-Gloは好きなアルバム。
その中でセレンディピティと連呼する曲がある。
その曲を聴くと思い出すのは
研究室で実験のお手伝いをしていたときの教授のこと。
セレンディピティという言葉の前に
視力が重要なことだと教授は著書に書いていた。
セレンディピティを摑むには、それが価値ある物だと見える視力がないと
見つける事すらもできないと。そこに大きな発見が転がっていても
見過ごしてしまうと。
幸運というわけではない。
それを見つけるだけの視力を養って初めて、セレンディピティ。
教授みたいに大きな発見ではなくとも、
日常の中でも、大切な何かを見過ごしていないかとふと思ったりして。
そして、それは実際に目に見えるものだけじゃなくて。
あぁお元気かなぁと思う。
いまこのときも教授は研究されてるんだろう、天国のラボで。