2013.06.02
6月の日曜日、20時〜NHK総合 大河ドラマ「八重の桜」のオープニング映像に、書家川尾朋子の「呼応」が映像になって登場いたします。
点と点のあいだにある、空中での筆の軌跡に着眼した「呼応」シリーズ。
「呼応」シリーズは、臨書(古典を模写すること)をしている時に、二次元だけでなく、三次元で捉えなければ、と感じたことがきっかけで書き始めました。
二点のあいだにある、空中での筆の軌跡を想像することは、人と人、人と物、人とコト、過去と現在、、、など、”見えないもの”を見ること、想像することに繋がるのではないか、と考えています。
激動の時代に信じる道を生き抜いた八重さんを、呼応の「呼」点とし、強烈な生き様はもちろん、心意気、信念、そして優しさなど、”見えないもの”が、あらゆる障害や時空をも越え、多くの人々に届き、「応」点として、これからも受け継がれていけばという願いを込めて、制作しました。
作品タイトルは「呼応2013 #5 Always rising to a challenge 」。我が母校であり、八重さんが創設者の一人である同志社女子大学のスローガン”いつの時代も、新しきを生きる”をタイトルにしました。
制作秘話など後日また日記にかきます〜。