2020.07.22
KISEKIとは、日本初の患者会発案の医師主導治験のことです。(7/22本日付読売新聞の医療なびにも掲載されています)
日本肺がん患者連絡会・肺がん患者の会ワンステップ理事長の長谷川一男さんは、認定特定非営利活動法人西日本がん研究機構(West Japan Oncology Group)の理事長で近畿大学医学部内科学教室腫瘍内科部門 教授 の中川和彦先生に、「患者会がお金を集めたら治験をやってもらえるのですか」と聞かれたその一言がきっかけとなり関係各所との調整など医師主導治験実施に向け動き始めたそうです。
「今ある薬」を使えるようにするために、そして製薬の歴史に新たな1ページを作るために、それぞれの立場でできることを共に考える機会をと、先日7/9に無料オンラインセミナーが行われました。写真はそのときのものです。私もどこかにいます笑
8月末には、KISEKI治験が始まる予定だそうです。
1人でも多くの方がこの治験により治癒しますように!
●KISEKIの名前の意味(長谷川さんの言葉より)
KISEKIには「奇跡」と「軌跡」の2つの意味があります。「奇跡」は患者・家族、医療者、製薬会社含めて実現に至ったのは、当事者の意志のもとに、縁、時代なども含め全てが結実した「奇跡」と考えられる。「軌跡」はその奇跡を奇跡に終わらせず、心を1つにして、道を残すこと(軌跡にする)を決意する。この2つの意味を込め、「奇跡」を「軌跡」に変えたいという思いからKISEKI試験と名付けました。
KISEKI治験の詳しい情報はこちらから
https://www.lung-onestep.com/blank-76
柳澤 昭浩さま、川上 祥子さま、ありがとうございました。