HITOMOJI PROJECT -women- in Denver

2023.04.01

ミクロネシアのポンペイ島出身、今はデンバー美術館でフェローとして働いているEmelihter S. Kihlengさんとプロジェクトをしました。
インタビューでは、パンデミックに大変な時期を過ごしたこと、アメリカで養女の娘さんを育てながら働くシングルマザーの大変さや、だからこそいろいろな気持ちに共感できるようになったこと、そして、娘さんと一緒にいる時間がとても幸せで、これから共に生きていくのが楽しみだと話してくれました。
選んだ文字は「共」means Together。

当たり前ですが、HITOMOJI PROJECTでインタビューさせていただいた方々の人生は、数時間ではとても聴き尽くせないものばかりでした。
必ず想定外のことが起きて、でもそれが起きたからこそ新しい運命に導かれるという流れがあり、1人ひとりの人生は未知数で、かけがえのないものだと毎回深く感じさせられました。
今回のEmelihterさんの話も、驚きとショックと喜びがあり、その夜はなかなか眠れませんでした。詳しくはまたwebsiteや展示の時に見ていただけたらと思います。

パンデミック後初めての、対面でのHITOMOJI PROJECTはアメリカで!と決めていたので、デンバーで行うことができて本当に良かったです。
そして、このプロジェクトにおいてオセアニア地域の女性と制作できてなかったので、ポンペイ島出身でアメリカに住んでいるEmelihterにインタビューできたのは大変有り難いご縁でした。

デンバー美術館の方々、キューレーターのEinorさん、レジデンスを貸してくださった韓国人アーティストSammyさん、通訳をしてくださったデンバー大学のTooleさん、そして参加してくださったEmelihterさん、たくさんの方々のご協力のもと今回のHITOMOJI PROJECT-women-が出来たことに改めて感謝いたします。
本当にありがとうございました。

今回でHITOMOJI PROJECT-women-の制作は一区切りにし、みなさんに見ていただけるよう展示に移行していきたいと思います!