今日は「Traces」最終日

2020.10.18

今日は「Traces」最終日、14:00〜20:00です。
プログラマーの池田航成 Kousei Ikeda さんと一緒に制作をした筆の軌跡を可視化したシリーズ。
2009年に始めた空中での筆の軌跡を墨の滴りにより二次元で可視化する「呼応シリーズ」から前進して、
今回、2017年より池田さんと共同制作したことで、文字を書くときにおける光による筆の軌跡の可視化が実現しました。
筆以外の全身の動きや、墨を磨るときの指先の動きを可視化した作品も展示してあります。さまざまな書の見えない部分の可視化を一緒に取り組んでくださった池田さんに心から感謝です!

▶︎展覧会情報
title|Traces
川尾 朋子、池田 航成|Tomoko Kawao, Kousei Ikeda
会場|Bijuu Gallery
会期|10/13-18 Open everyday
時間|14:00-20:00
協力|Support: NISSHA株式会社、株式会社クレッセント|Nissha Co., Ltd. , Crescent,inc.
住所|〒600-8019京都市下京区船頭町194 村上重ビル B1
B1 Murakamijuu Bld, 194 Sendo-cho, Shimogyo-ku, Kyoto
お問い合わせ|traces.photoexhibition@gmail.com
「Traces」は、書家である川尾とプログラマである池田の対話から生まれた、書の行為とその軌跡を可視化したものである。
書の鍛錬の一つに古典を模写する臨書がある。それは単に書き写すことではなく、筆の動き、ひいては筆を動かす書き手の身体運動を追体験することである。(川尾の「呼応シリーズ」は、空中での筆跡を墨の滴りにより可視化した作品)つまり、数千年前に残されたベクトルデータをも、書家は見ているのである。
書き始めたら最後まで途切れることない動きにより一筆で書き上げた本作品は、文字を書く時の筆と身体の動きが成し得た造形である。ここでいう「動き」というのは、位置・角度・速度・角速度・それらの連続から生まれる時系列変動やリズムの全てを含む。
書の表現者である川尾特有の「動き」の美を、池田と共に構築した三次元的観点により、視覚伝達する。