1月20日にオープンしました、ホテルオークラ京都 岡崎別邸(Hotel Okura KYOTO OKAZAKIBETTEI)6室に作品を展示いただいています。

2022.01.22

 

1月20日にオープンしました、ホテルオークラ京都 岡崎別邸(Hotel Okura KYOTO OKAZAKIBETTEI)
Receptionと、Sweet room 6室に作品を展示いただいています。
「鳳鳴朝陽」
世の中が平和なことを⽰すめでたいしるしのこと。すぐれた能⼒のある⼈が⼤きな志を発揮する機会を得ること。京都の東に位置する当ホテルにて次世代の美意識を感じられる空間になりますように。
スイートルームには、空中での筆の動きに着目した呼応シリーズ。
墨の滴により筆の動きを可視化したもので、見えないものを見るということが根底にあります。今回の6作品は、呼応の点でつながっており、人や物に出会って、新しい自分に変わっていくという人生のシーンを表現した作品群になります。
そして館内には、GO ONの方々がホテルとコラボレーションして制作された作品群、石塚源太さんの漆の作品たちなど美術工芸品が設置されており、歩いて探し鑑賞するのも素敵な時間になると思います。
インテリア総合ディレクションは松浦龍太郎さん。@ryutaro_matsuura
好きな小説を持参して京都の新しい景色を見ながら1週間ぐらい滞在したいなあと思いました。
Special thanks @taekotakeda

「能面100 The Art of the Noh Mask」題字を書かせていただきました。

2022.01.06

題字を書かせていただきました「能面100 The Art of the Noh Mask」が、美術館「えき」KYOTOにて開催中。2月6日(日)まで。
図録、会場内にも書を使っていただいてます。
世界的な能面愛好家であり研究者であるアメリカ人のスティーヴェン・マーヴィンの貴重なコレクションを中心に、京都・金剛家や兵庫・篠山能楽資料館の能面100面を一挙公開です。
髪の毛の書き方や皺など、一つ一つに実は意味があり、舞台では見られない能面の裏側の文字や制作過程も見ることができます。さまざまや表情で語りかけてくる能面に対峙しては自分の仮面を感じるような、もう一度行きたくなる展覧会です。
皆さまにも是非見ていただきたいです。

「寅」Tiger 2022

2022.01.03

「寅」Tiger 2022
今年は、令和壬寅歳。元旦にお会いした宮司さんによると、
「壬」は、新しく生まれる。
「寅」は、物事が動き出す。
という意味があるそうです。
能動的にも受動的にも、はじまりの年になりそうですね。コロナが落ち着いてのびのびと動けるようになればいいなあ!
わくわく!

2021年、みなさまはどんな一年を過ごされましたか?

2021.12.30

2021年、みなさまはどんな一年を過ごされましたか?
私はLOEWEの書き初めから始まりました。書かせていただいた「雲外蒼天」という言葉を胸に、この環境でも少しでも前進すべく、出来ることを模索した一年でした。
特に、世界各国の女性の声を漢字一文字で表現するHITOMOJI PROJECT -women-では、通訳の方、金箔職人の西山さまなど多くのご協力のおかげでオンラインで再開し、今年だけで10カ国14名の女性と作品を制作することができました。
InstagramやFacebookでつながってるみなさまにも、刺激や優しさをいただき、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
みなさま、良いお年をお迎えください〜。
I’m grateful for all your help this year.
Best wishes for the holidays and New Year.
#Repost @loewe @jonathan.anderson
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Tomoko Kawao is a modern pioneer in the art of calligraphy, known for original works such as the HITOMOJI series where she incorporates herself into the bold lettering. To mark Japan’s Kakizome tradition of writing new year’s resolutions in calligraphy, Tomoko has applied her iconic brushwork to the LOEWE Anagram.
The final piece, which extends to over five meters, features the idiom “Un-Gai-So-Ten” (Cloud / Outside / Blue / Sky) meaning: “A day will come when we see a clear sky again.”
自身が文字の一部となるHITOMOJIシリーズをはじめ、書の可能性を追求し続ける書家、川尾朋子。本映像では、新しい年の幕開けにロエベの象徴であるアナグラムを力強く筆で描きます。
Featuring Tomoko Kawao
Videography Yu Nakajima