エリカちゃん【HITOMOJI PROJECT】

2019.12.03

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エリカちゃんは12歳。HITOMOJI PROJECTに参加してくれました。
Wesbankという南アフリカ ケープタウンのタウンシップに住んでいます。

物静かなエリカちゃんでしたが、いま何か欲しいものはありますか?という問いに、自分の仕事、会社が欲しいと。服のデザインの会社を作って、お金を稼いで、家族のために家や車を買いたいと答えてくれました。
一緒にインタビューに参加してくれたお友達も、みんなそれぞれにレストランや医者などの自分の仕事を持ちたいと話してくれました。
南アフリカは、小学生でも期末テストが不合格だと落第してもう一年同じ学年で勉強しなければならないので、一番幸せな時間は?という質問に、テストに合格した時!と答えてくれました。

また、毎日ハッピーだと全員が答えたのもとても印象的でした。そして、尊敬する人はみんな”お母さん”でした。
エリカちゃんがこれからどのような人生を生きていくのかとても楽しみです。また会いに来たいなあ。
最初は緊張して涙がでちゃったから申し訳なかったけれど、一生懸命答えてくれて本当にありがとう。

通訳 Kyoko Kimura Morgan
撮影 山地 憲太 (Kenta Yamaji)

折り紙を広める活動をしている日本人女性との出会い【HITOMOJI PROJECT】

2019.11.29

South Africa, ケープタウンでは、木村香子さんという折り紙を広める活動をしている日本人女性との出会いにより、書き尽くせないほど濃い時間になりました。
Mannenbergというタウンシップにある幼稚園に行ってきました。書道の筆はいろんな動物の毛からできてることを説明してるところ。みんな興味津々でした。
タウンシップとは、アパルトヘイトにより黒人やカラードと言われる混血の有色人種の方々が居住区を強制的に追いやられた場所のことで、今は公団住宅となっています。
1994年に撤廃されたアパルトヘイトですが、今もなおその場所に住み続けなければならない状況です。
今回、この幼稚園の園長のゾレカさんが、HITOMOJI PROJECTに参加してくれました。悲しみを乗り越えてきたゾレカさんのインタビュー、最後は幼稚園の拡大という希望に溢れてました。そのお話はまた次回に。

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南アフリカ共和国に来ています。【HITOMOJI PROJECT】

2019.11.25

南アフリカ共和国に来ています。
アパルトヘイト撤廃に尽力した元大統領のネルソン・マンデラNelson Mandela さんが、政治犯として収監された刑務所跡のある”監獄島” ロベン島に行きました。
元収監者の案内により刑務所跡をまわり、マンデラさんが収監された監房も見ました。
27年間監獄で過ごしたマンデラさんが感じていたであろう窓から差し込む光。
報復ではなく、赦(ゆる)しによって人種間の融和を目指したというマンデラさんの言葉。
「黒人も白人も胸を張って歩ける、人間の尊厳が守られる社会を築こう。
われわれが目指すのは平和な“虹の国”だ。」
明日からここ虹の国、南アフリカにてHITOMOJI PROJECTです!

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JR京都駅の正面入口に書かせていただいた”京都” KYOTO STATION

2019.11.22

JR京都駅の正面入口に書かせていただいた”京都” KYOTO STATION
右側には大正から昭和にかけて活躍した絵師の吉田初三郎の「京都図絵」があります!じっくり見ると北海道まで書いてあるそうです。京都新聞に掲載いただき、ありがたいです。
“京都”と一緒に写真をとると上部に京都タワーが映り込むのを先日発見しました^_^

西洋のカリグラフィーの竹内仁海先生

2019.11.19

先月のParis滞在で、西洋のカリグラフィーの竹内仁海先生に出会えて、とても幸せでした。
仁海先生が旦那様と経営されているMelodies Graphiquesというカリグラフィーショップに入ってから、パリでの日々が一変。
朝はカリグラフィーのレッスンを受けて、昼から書道やリサーチを。単純に見える文字ほど書くのが難しく、ペンで書く”線”の美しさは鍛錬するしかないということは、書道と同じでした。
そして同じく、古代から受け継がれている造形は偉大で、そこには願いや祈りが込められているようでした。
カリグラフィーをすることで、西洋の文字を身体で感じられたのがとても嬉しかった。街を歩くといろんな書体の文字が目に飛び込んでくるようになり、パリの景色も変わりました。生きる楽しみが1つ増えたよう!
HITOMOJI PROJECTもお店の皆さんで助けてくださって心から感謝しています。ジャコモさん、まいさん、ありがとうございました。
先日、ワークショップのために日本に帰って来られた仁海先生と京都の東寺でお会いでき、至福の時間でした。また会いたいな。仁海先生ありがとうございました。