クリムトの接吻

2006.11.28

2006-11-28-0.jpgこれは本の栞、

クリムトの接吻です。

部分だけなので、全体の神秘的な感じからはちょっと遠ざかりますが、毎回本の栞をしているページを開くたびに、
この栞だとわかっているのに、

ドキッ!

としてしまうわけです。

こんなんされたらどうしようとか、いらぬ心配してしまうのです。うっとりして別の世界にいってしまうのです。
女子ならわかりますよね。

そして、
本を読み始めると、また別の世界に行くわけです。

そしてわたしは単純だと思い知るわけです。

スーツケース君

2006.11.22

2006-11-22-0.jpgいろいろとお世話になったサムソナイトの古い古いスーツケース君と、
中学のときに買った(買ってもらった?)万年筆とにお別れする時がやってきました。

スーツケースは、タイヤもがたがたで、、取手のヒモを引っ張る形式なので歩きにくくて。でもスーツケース自体の重さもタイヤのガラガラとうるさい音も好きだったんですが。。。

万年筆は、不注意で落っことしてしまって、万年筆の命!!の筆先が変形し書けなくなってしまいました。

こう見えて、まぁまぁ物持ちが良く、中学のときから着ている服もあるぐらいです(おしゃれかどうかは置いといて)ので、
長い間一緒にいた物とのお別れはつらいもんです。

しんみり。

でも感謝です。ありがとー。

吉田屋マジック

2006.11.16

2006-11-16-.jpgご無沙汰です。ずぼら大発揮してしまいました。
もうちょい頻繁にブログ書きたいと思います。

ここ2週間連続で大好きなお店「吉田屋料理店」に行ってきました。ここはほんとに落ち着きます。
そして毎回、料理も食器も「おぉ!!!!」という感動をくれる店。

先週はいつもアクセサリーを作ってもらってるイーストさとちゃんと。最後にさとちゃんが頼んだガトーショコラを半分以上私が食べてしまいました。。。

今週は大勢でわいわい。
こんとき感動したのは、

ミョウガご飯。

白いご飯と細かく刻んだミョウガ、キュウリ、なす、お醤油をmixしてるだけ。
「え?これほんまにお醤油だけ?」
って吉田屋さんで働いているお友達に聞くと、
「そやでー」

んーー納得いかない。
「なんかこだわりのお醤油使ってんの?」

「普通のお醤油やでーこれぞ吉田屋マジック」

いやん、すんばらしい。
特別なものなんてなにも使っていないのに、この味が出せるなんて。そして、おかわり。

おいしいくて感動すると共になぜか胸にぐさっと来ちゃいました。自分への戒めのような。
筆だの墨だのと、特別なものに寄りかかっていないかー私。
特別なものを使わなくてもこんなにいいものをつくれるんだもん。

さ、臨書すっかー。

※写真は吉田屋さんの食器。吉川千香子さんの作品だそうです。
かわいすぎるー!
そして、店主吉田さんもすごくほんわかして素敵な方です。

岡本太郎記念館

2006.08.21

2006-08-21-.jpg先日、従姉妹の結婚式の合間にぷらぷらと歩いて、ずっと行きたかった岡本太郎記念館に行って参りました~。MARNIが目の前にあるとはなんともびっくりでしたが。

建物も太郎さんの遊び心いっぱいで、お庭においてあるオブジェが今にも動き出しそうでした。

びっくりしたといえば、、、もっとびっくりしたのが公開されている太郎さんのアトリエでのこと。
ピアノ、高い天井までびっしりとあるたくさんのパネル、大きなオブジェ。。。ここで、実際に制作されていたのかと想像すると鳥肌が。。。

そしてそしてなんと!!私は見逃さなかったぞ!!
大きな大きな書の筆が机の横にあるのを!!

どんな風にしてこの筆を使って書いていたのか見てみたかったなー。ぼーっとして想像ばかりしてしまいました。

「abats奥村」

2006.07.14

2006-07-14-0.jpgやっと納品までたどり着きました~。
7/25open予定の料理店、「abats奥村」さんの作品です。
大きさは7枚あわせると125x590cmになります。

空間デザインをされている山下順三さまから、このお話をいただいて制作することになりました。山下さんの頭の中はいつもアイデアがくるくるしている感じで、お話していてとても勉強になるし面白い!
実は設置するまで、空間と調和するかめっちゃ不安でしたが、なんとかイメージに近い形で納まりました。いや~も~ほんまにホッって感じです。

店主の奥村さんもとても穏やかな雰囲気の方で、作品たちも喜んでいることと思います。

作品に何が書いてあるかは、、、だれもが知ってる物語の一部です。
お店に行ったら分かりますよ。

「abats奥村」075-352-8125
京都市下京区松原通烏丸東入ル南側オークリッチ烏丸1F