NHK WORLD「Asia Insight」題字揮毫

2023.03.28

NHK WORLDの番組「Asia Insight」の新しいタイトルを書かせていただきました。

Asia Insightは、放送開始から11年、アジア各国の普通の人々の暮らしや悩みに焦点を当てる28分のドキュメンタリー番組です。是非ご覧ください!

<NHK WORLD>
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/asiainsight/
金曜 9:30 ~ 9:58
金曜 14:30 ~ 14:58
金曜 19:30 ~ 19:58
土曜 0:30 ~ 0:58
土曜 6:30 ~ 6:58

NHK WORLDでは 3月31日(金)「Youth Living in Changing Hong Kong」から新タイトルになります。

<BS1>
https://www.nhk.jp/p/ts/DN1RPYLP7J/
4月から
金曜 5:30 ~ 5:58
翌週月曜 11:55 ~ 12:23

NHK BS1 4月14日(金)「揺れる香港に生きる」から新タイトルになります。

 

デンバー美術館「Her Brush」題目

2023.03.26

デンバー美術館で開催中の「Her Brush」の各セクションの題目を、日本語で書かせていただきました。

[大奥][女絵師][出家][浮世][文人][無関]

この展示は、日本の近世・近代に活躍した女性芸術家の認知度を高めることも目的としているとキュレーターのEinorさんから聞いて、本当に有意義だと感動しました。
どのセクションも興味深いものばかりでした。特に「出家」は、女性が出家する意味を再考させられました。
以下、説明文を日本語で抜粋します。
尼僧になることは、三従(父、夫、息子に対する女性の義務)のような社会的な期待から解放されることになる。また、尼僧は、特に女性が影響を受ける制限の中で、自由に旅をすることができた。そして何より、芸術を追求する自由を得た。
姫君から芸妓まで、さまざまな女性が出家した。しかし、それは非常に困難な道であり、想像を絶するような覚悟が必要だった。
旧姓を捨て、出家して尼僧となり、新たな自分を作り上げたのである。
デジタルカタログで、展示のコンセプト、作品を見ていただけます。
https://her-brush.denartmus.org/exhibition/

太田垣蓮月/ 村瀬明道/ 武内小鸞 / 加藤青湖/高(大島)来禽/美嶺/三輪貞信/清原雪信/小野お通/織田瑟瑟/菅沼大鳳/大通文智/大石順教/歌川国貞/柳亭種/了然元総/大橋太夫/高畠式部/祇園三女/徳山(池)玉瀾/伴蒿蹊/三熊花顛/江馬細香/野々口立圃/奥原晴湖/野口小蘋/山本緗桃/桜木太夫/富岡鉄斎/黒田光良/中山三屋/山崎龍女/中林清淑/平田玉蘊/田上菊舎/祇園梶子/亀井少琴/富岡春子/加賀千代/橋本青江/柳川(張)紅蘭

橫山書法藝術館 Hengshan Calligraphy Art Centerでの展示映像

2023.03.25

台湾の橫山書法藝術館 Hengshan Calligraphy Art Center での展示もあと1カ月。こちらの映像では私の3つの作品も見ていただけます。
素晴らしい撮影で、作品を映像で説明してくれているかのようです。
映像の最後の10秒ぐらいには、展覧会の開幕式で書かせていただいた時にガラスに飛んだ墨を記録してくださってます。
これも作品の一部だからと言ってくださったキュレーターの陳俋佐さん、Pei-Yun Leeさん、Harper Wangさんに心から感謝します。このように作家の気持ちや作品を大事にしてくださる方々のおかげで展覧会が出来上がっています。
映像だけでなく、実際に展覧会を見て、実物の作品からしか感じられないものを受け取ってください!

 

HER BRUSH 女史 Japanese Women Artists from the Fong-Johnstone Collection

2023.03.19

デンバー美術館 @denverartmuseum で開催中の「HER BRUSH 女史 Japanese Women Artists from the Fong-Johnstone Collection」の題字を書かせていただきました。
この展覧会は、1600〜1900年代の日本において、女性アーティストが芸術を追求するために自ら切り開いた道を辿ることができます。また、芸術制作を通して彼女たちがどのように足跡を残したのか、来場者が考えさせられるとても意義のある展覧会です。
アメリカでは1988年にパトリシア・フィスターが画期的な展覧会「Japanese Women Artists 1600-1900」を開催して以来、この作品群をこの規模で取り上げた展覧会はなかったそうです。
当初は5月までの会期でしたが、好評につき7月16日まで延長になったそうです。
今日は半分まで鑑賞したら時間切れでまた明日見に行きます。
書かせていただいた会場内の部門ごとの文字も!