接点

2009.05.17

2009-05-17-0[1].jpg龍渓の硯で墨をすった

「はじめまして」

先日いただいた長野産の龍渓はかわいすぎて
寝床の横に置いて眺めているばかりじゃあ

もったいない

一昨日からお水のなかに付けて、そのお方の体調を整えてみる

墨はなにがいいかな
今日こそ胡麻の墨を

お二方とも初めての顔合わせに
多少どぎまぎしているのか、とか
第一印象どないやろ、とか
この人ちょっと苦手やわー、とか
初めて会った気がしない、とか

想像したりして
でも、所詮私は、仲介人でしかないと
知る

合掌

2009.05.15

2009-05-15-0[1].jpg連載している「ぱなし」
今月号も興味深いページ満載
もちろん私と編集長の納富さんのコラボページも

おすすめ

ミラクルが起こっていた
納富さんのTHE SONG FOR MEのぺ―ジ

RCのジャケットが、、、

一ヶ月前には原稿ができているのに

不思議な出来事、偶然とも思えない
音楽を愛する納富さんのミラクル

RC世代ではなかったが
清志郎さんの音楽や精神は
これからもさまざまなカタチで人々に影響を与え
新しいものを生み出すチカラになるのだろう

そうやって生まれた新しいものは、また、
次の世代に間接的にでも影響を与え
無意識のうちに受け継がれていくものなんだろう

あの夜、号泣する三角みづ紀と偲んだ

晴れない

2009.05.14

青い空が夏っぽくなってきた

あー暑い暑いと思えば
夜になれば、あー寒い寒いという

気持ちが五月について行けないヒトが多く
電話が鳴ったりもする

それは五月病だよ、大丈夫大丈夫
というと、

そうかー
みんながそうなんだから心配いらないか

そうそう、大丈夫大丈夫

なぜなら聞いてるわたしの心が
晴れていないのだから

どっしり

2009.05.11

知恩院さんの三門にのぼって釈迦如来像と十六羅漢、
そしてまばゆい新緑にご挨拶。
というか、ものすごいパワーを感じておたけび声が出ただけのこと。

三門は、空門・無相門・無願門の三境地を経て仏国土に至る門らしい。
説明を聞いて、うろたえるばかりの自分。

天井には狩野探幽が描いた龍があり、その迷いない筆致にも圧倒され、
どっしり重いものが心にのっかってきた。

重いものとは歴史なのか、三門の空気なのか、自虐なのか、なんなのか。

ギャップ

2009.05.09

2009-05-09-0.jpg終わってしまってからUPするという無礼

大西美弥子さんが主幹の「墨の香」の展覧会が
近江八幡の白雲館で開催されていた

自分の好きな言葉を書くこと

見ているこちらも素直な気持ちになる、
そして初心に戻らせてくれてるとても気持ちいい展覧会だった

大西美弥子さんのひらがなの作品が私は大好きで
かわいくて、上品で、どこか儚くて、、、

仮名は平安時代に貴族が歌を詠んだり、日記を付けたりするのに使用していた
その頃はまだ変体仮名だったけれど。
大西さんの作品は現代のひらがなを使って、現代の言葉が書かれている

お着物がとてもお似合いな大西さんの貴族みたいなゆったりとした品格も
相まって、日常から少しだけ非日常にいける気がする
いい意味で近い距離の非日常

今回は、そのような作品とは打って変わった一枚の作品が
「樹」

これぞギャップの極み