ブログ – ページ 4 – 書家・書道家川尾朋子

diaryブログ

「散」 fall (2024)

2024.04.06

「散」 means fall (2024)

散るからこそ、儚く尊い

ホテルTHE THOUSAND KYOTO @thethousandkyoto にて、ホテルの5周年と国際女性デーを合わせた書を書かせていただきました。
鳳笙奏者の井原季子 @toki117 さまの音色が大階段の空間に響き渡る中、墨を摩るという普段は見えない手仕事を見ていただくことから始めました。
そして、今回書かせていただいたのは「千」の一文字。
縦の一画は、この千年という長い年月の女性の見えない努力や心、権利を求めて立ち上がった女性の勇気、そしてこの先の未来への願いを、過去と現在、未来を往来するかの如く、数多の墨の滴で表現しました。

ご覧いただいた方々、本当にありがとうございました。
ご一緒していただいた井原季子様に改めて感謝致します。
そしてこのような素晴らしい機会に書かせていただきTHE THOUSAND KYOTO様に心より御礼申し上げます。
※この「千」の作品は、5月中旬にTHE THOUSAND KYOTOにて展示していただく予定です。